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2016年12月27日

心の境地を求めて??

庶務長です。
クリスマスが終わった途端に、街が一気に年の瀬モードに突入しましたね。
寒さも一気に加速。


友人に誘われ、香川に行ってきたのですが・・・

なんと!
香川県、雪舞ってましたヨ。
日本中で寒波が到来した模様。

そんな寒空の中、修行をして参りました。

四国で修行、といえば「お遍路」。

八十八箇所の弘法大師の足跡を辿り、霊場を巡ること。

通常は1番札所から巡拝するのですが、
閏年は「逆打ち」と言って、88番札所から逆に回るとご利益も多いとか。


折角誘われたので、これもご縁、と「逆打ち」を巡ることに。

お遍路さんを始めるにあたり、先達に付いてお作法をいろいろ伺ったところ、
結構こまごまとした手順、禁則等が多く、さぁ大変。

結果、観光気分で寺の縁起や文化財をじっくり見よう等という思惑ははずれ、そんな余裕など吹っ飛ぶ始末。
何せ、うっすらと存在だけを知っている「般若心経」なるものを各寺で「納経」という名の読経をしていくのである。
慣れない漢字と慣れない節回し。
真言、と呼ばれる呪文のようなタントラも唱えなければならない。

まさに修行のための修行。


とりあえずお遍路グッズを揃えてみる。

じゃん。
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輪袈裟、白衣、納経帳、御影保存帳、納め札、経本、蝋燭、線香、
そしてチャッカマン。

持参したので写っていませんが、数珠。

大雑把にこんな感じ。


これを揃えて、走行距離1,400kmを渡るとのこと。
先達にお聞きしたところ、なんと130回巡った、という方も案内したことがあるらしい。
「四国に嵌った」と先達は笑ってたケド・・・絶句。


ちなみにいかにも「お遍路さん」的な菅笠と金剛杖が欲しかったのですが、
店員さんに
「関東の方は、地元に持って帰られるのが恥ずかしいとのことで、購入されない方も多いですよ」
と言われて止めた次第。

そうか。
一度に巡るのであれば、最後にこれを納めて帰郷すればいいが、
数回に分けて回る場合・・・いろいろ日常との兼ね合いがあるわけで。


本来、金剛杖は白衣が白装束と同じ意味であるのと同様、途中で生き倒れたら、これが卒塔婆になるということなのだが、歩き遍路がし難くなった結果、ファッションアイテムの一つの意味合いになってきたのかもしれない。


そんな心の清浄を持つ彼岸と垢にまみれた社会という名の俗世をしばらく往復予定。

でも、読経をしているうちに、般若心経のリズムと音楽の調べは似ている気がしてきました。

その時々によって、哀しく聞こえたり、暖かく聞こえたり。
優しさと畏怖を同時に感じることの出来る不思議な音の塊。


実は刺激的な俗世と彼岸の清らかさは音楽で結ばれているのかもしれませんね。

来年も、皆様に喜んでいただけるような想いの全てを内包するような音楽を作ってまいります。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさま、良いお年をお迎えください。