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2015年3月20日

地平線しか見えない~南米逃亡?雑記・その3

庶務長です。


ブログトバシテマス(笑)

頑張ってます3回目。

どうしても、体力が無くなる前に言ってみたい場所。
ウユニ塩原。
P2190505.JPG
(行く前のイメージ画像)

その中でも、特に見たい絶景が「天空の鏡」と呼ばれる現象。
夜空の風景が湖面に映し出され、上も下も天の川になる、というシロモノ。

わざわざ雨季の新月を狙って2連泊。
そのうち1泊は、ウユニの塩のブロックで出来たホテルに泊まりたい!というわけで、湖沿岸の塩のホテルへ。

テンションも最高潮に達した今回のハイライト!


だが。
だがしかし。
駄菓子歌詞。


我々はいろいろ甘く見ていた。

1)寒さとの闘い

ウユニは3,760m、富士山頂上とほぼ同じ高さである。
夜明けは気温がマイナスに下がる。そこで水に浸かって夜明けを待つことの辛さたるや。


2)日差しとの闘い


P2200978.JPGのサムネイル画像
塩は白い。
塩原は文字通り湖面は塩であり、全面塩。
下からの照り返しに日焼け対策すれどもすれども効果薄し。
その上、高地は勿論上からの直射日光も厳しい。
帽子をかぶっていたものの、耳の先だけノーマーク。
こんなところで耳無し芳一の訓話を思い出すハメになるほど皮が剥けた。
(←いい天気はイコール紫外線がっつり)


3)潮風との闘い


P1000518.JPG
塩水の凝縮した塩原。
勿論、風が吹けば潮風である。
塩は水分を吸収したがる。
(素敵な感じでしょ。ところがぎっちょんぎっちょん・・・→)

体中の水分は吸い取られ、美容液たっぷりのはずのフェイスパックは5分でカラカラ。シャワーを出せば塩水の熱湯。
勿論、水道水は飲めるわけがない。
塩のホテルはその親玉。
最後には鼻から血がでるほど、粘膜から水分が抜けていった。


4)塩との闘い


P1000416.JPG
本丸である。
塩である。
水は全て塩水。
故に、歩けば全てが塩まみれ。
長靴、ズボン、そして飛沫が飛んだシャツにダウン。
そして、水の中に落としたカメラ(涙)
水の中に腕を突っ込めば一気に真っ白。
洗濯・・・するのが恐ろしい。

某タムラ料理長が一生文句を言わないだけの「塩」を堪能。
若干「no more 塩」。
(↑車輪の内側。半日でこんな気持ち悪く塩の結晶が・・・)

ある意味、砂漠より始末に負えないかもしれない塩原。
なんであんなところに人が住んでいるのだろう、と思うほど。
逆に我々は本当に真水の豊かなところに住んでいるのかを再認識。


空港のあるウユニの村から塩原まで車で30分強。
完全オフロードの4WD仕様の道なき道をひた走る。

P1000392.JPG
街を抜ければあっという間に遮蔽物が消え失せる。
見渡す限り地平線、地平線、地平線。
(ええ、こんな風景ばかり。奥の方は蜃気楼です→)

こんなに地平線をまとめて眺めたのは初めて。
おそらく一生分の地平線を拝んだと思われる。
アルティプラーノと呼ばれる平坦な高原地帯で、塩原も東京都の約5倍の広さを持つ。そりゃそうなるわけですわ。


ガイドさんが塩原の成り立ちを教えてくれた。
数千万年にアンデス山脈が隆起した際に太平洋の海水も一緒に持ち上がり、出口のない塩湖が出来上がった。
近くのトゥヌパ火山が噴火し、噴石が湖に大量に飛散し水分が蒸発。
塩のみが広がった、という。
P1000505.JPG
(火山です。標高5,400m・・・見えているのは頂上付近の1,600m程度です)


とはいえ、塩の結晶の地面を踵で蹴ればすぐ下は水。
塩の濃度が濃いために4~5日でに穴はふさがるらしい。
水の中にはリチウムも塩の結晶と一緒に入り込み、実はレアメタルの宝庫だとか。
でも掘り尽せばこの光景が失われる。
P2190653.JPG
(この結晶の中に金属がハイッテマス)


本当に豊かとは何か、とこの地平線に考えさせられる。

P2190479.JPGこの遠近法のない世界で、昼間は金メダル級ジャンプ
(このあと、腰を痛める庶務長)



















夕方は千手観音。
(エグザイルや元気玉もやったのだ)
IMG_0368.JPG














そして朝方は念願の天空の鏡。
P1000510.JPG
(モデルはやまです。築地の人、という感じ)


走る、跳ねる、寒さに耐える。
完全に体にガタが来ました。

年は取りたくないものだ・・・でもここに連れてきてくれた何かの神様に本当に感謝します。


次は切れ端の雑感の巻。