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2014年11月21日

いざ鎌倉・・・のための

庶務長です。
いや、急に朝晩が冷え込んでまいりましたね。
なんと昨日の朝、地元の気温は2.3度。

また温度調整が難しくなる季節がやってまいりました。


そんな中、一足早く「冬」を体験してきました。

喜寿過ぎアラ傘で健脚な母上様が

「ねえねえ。鷹山さまの功績を歩いてみたいの~」

などとホザイタが為、急遽米沢へ。


さて、「鷹山さま」もとい「上杉鷹山」という人物ですが、
(こちらの方↓)
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江戸時代の米沢上杉藩15万石の中興の祖と言われる、経済、食料、教育対策など様々な素晴らしい対策を引いた殿様です。

特に現代の通貨にして200億円もあった、といわれる藩の借金を人生を通してほぼ完済した、という優れもの。
質素倹約を自らも率先し、
民の飢饉難に備え、鯉の飼育をし(そしてタンパク質補給として食べる。美味しそうな堀の鯉↓)、
P1000247.JPG
そして垣根として植えられている有棘植物「うごぎ」の葉を食用に勧めたり(朝鮮人参の仲間で滋養があるらしい)、
P1000250.JPG
(こちらは春が季節だそうです)

野山の植物で他にも食用になるものを見つけ図鑑にしたり、
米沢織といわれる織物を奨励したり・・・と様々な政策をとったそうな。


ついでに、民にも優しかったようで。
とある在所の老婆が稲刈りに難儀していたところを通りかかったお侍が手伝ってくれたとのこと。
御礼をしたいから、と脱穀したばかりの米で餅を作りお侍の住居に持っていくと米沢城だったとか。
殿様ご本人が稲刈りを手伝い、その上、お餅の御礼に銀貨まで下さったらしい。
老婆はその銀貨で親戚や知り合いに足袋を作り、事の次第を手紙に書いて残しておりました。


こんな絵に描いたような殿様いたんですね。
でも、何故こんなに「飢饉」や「殖産」に努めたのか・・・

勿論借金の返済もあるのでしょうが、行ってみて米沢という場所に立って肌で分かりました。


とにかく山間。
盆地。
あっという間に天気が変わる。
急に小雨がぱらつきだす。
日が出たと思ったら、雪山をすべる冷たい風がコートをすり抜ける。


・・・私が体験したのは、ほんの冬のとば口。
これから本格的な雪が降り始め、半年はこんな天気が続きます。


そりゃ食料対策、そして海のない場所でのたんぱく質の確保。
民が元気じゃなきゃ、経済も活発化しませんよね。
何メートルも積もる雪の中では、人々がお互いを助け合わないと凍え死んじゃいますし。

やっぱり、体感してみて初めて分かることも多いなぁ・・・とほとほと感じました。
そして、こういうことは自分がやる仕事においても通じるのだなあ、とも。

知恵の本質は変わらないのですね。
「いざ鎌倉」のための「倹約」や「工夫」なのかもしれません。

しかしながら。
その寒空の中を25km歩かされた私。
雪中行軍ならぬ雨中強行軍。
「いざ!」の前に体力が尽きました。


ダレカ ノ タメ ニ ハタラク ミナサン
すべての前に「健康」デス。


追記

米沢の日曜の朝、久しぶりに早起きして「トライブクルクル」をオンタイムで見ちゃいました♪
相変わらずハネル君がちっちゃくて格好よいのですヨ。
山形のみなさま、是非お見逃しなく!