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2014年4月25日

美しいコトノハ

庶務長です。
葉月になろうとしている今日この頃ですが...
我が家ではなんと、未だにコタツが稼働中。
風邪引かないほうがおかしい気候です。

みなさんもせっかくのゴールデンウウィークが来週から始まりますので、
体調を万全にしてお過ごしくださいね。


さて、4月は新しいことがいっぱい。
その時にいつも気をつけていることです。

新人さんや、新しい仕事のメンバーと名刺交換をすることが多い季節でもありますね。
そういう時に私、庶務長が気をつけているのは「言葉」


・・・こら、笑ったわが社のメンバー、あとで体育館裏に来いっ!


まあ、うちの面子が笑うのも無理はない。
基本的に荒くれ共と一緒に仕事をしている身、どうしてもそれに負けない言葉遣いをするのが常日頃の私。

ただ、私が思う「気をつける言葉遣い」というのは、スラングや罵り言葉を使用しない、ということではないのです。


そもそも日本語は、書き言葉に比べて話し言葉はかなり遅れているのですよ。
ですから「これ」という正解が書き言葉と比較するとかなり弱いのが現状。

ですから、私が目指している言葉は
「文章を書くように流れる、
 他人が意識するほど語彙に富み、
 そしてきれいに発音できる言葉」なのです。


まあ、現実には「美しい」程遠く、毎日かなり凹みながら反省する日々ですがね。

毎年、そういうことを考えると必ず明治期の翻訳家たちが綴った文語体の文章が頭に浮かびます。
それは、リズムがあって、語彙が柔らか、そして美しい。
三拍子揃う、文語体の文章は私の目標です。

森鴎外、内田魯庵、二葉亭四迷、坪内逍遥といった大作家たちの翻訳もありますが、
私が目標にしているのは堀口大学や上田敏、犬童球渓といった、詩を日本に紹介した方々なのです。

というわけで、私の好きな文語体は歌詞に多くあるのです。
なかでもふと折につけて口をついて出てくるのは

「Flow Gently Sweet Afton」(アフトン川の静かな流れ)
詩:ロバート・バーンズ(蛍の光の作詞者でもあります)
曲:ジョナサン・スピルマン

18世紀の詩に19世紀に曲をつけた古き良き時代の歌曲です。

この訳詞が実に美しい!


ただ、現在は現代語訳が主流になっていて、
私が知っている文語体の訳詞はなかなかコンピュータを駆使しても見つからないのです。

こうやって、言葉は移ろい変化していくものかもしれません。


麗しきは 汝(な)が姿

うましき夢 な破りそ


こんな文節が頭を離れません。

こんな風に言葉を操り、人の心に染み入る文章を発したい。

そんなことを妄想しながら、恫喝用語を操っている日々です。
...ええ、やまさんやクロロが私にそう言えっていいうもんだから仕方なく...ね(笑)